アメリカでスポーツ賭博 市場拡大へ

アメリカではスポーツ賭博の法整備が急速に進められています。

2018年5月に連邦裁判所がスポーツ賭博を認める判断を示したことで、それまでは違法としていた州が合法化が進み、ニューヨーク州でも初めてMLB・ヤンキースの試合の勝敗などで賭けが行われ、着々と広がりをみせています。

ビジネスの広がりとしては、専門サイトやテレビ番組、データ分析ツールなどの分野で新たな市場が形成されると考えられ、実際にウォルトディズニーなどのメディア企業やシーザーズエンターテインメントなどのカジノ企業が新番組やコンテンツなどの提供を始めている。

スポーツ賭博に関連する市場規模は2019年の8,100万ドルから2023年の57億ドルまで急拡大することが予想され、普及にあたっての課題は、八百長などの不正が多くなることを懸念し、スポーツ関係者が難色を示しています。

マイナースポーツやアマチュアスポーツほど八百長リスクが高くなる可能性がありますが、MLB機構などは八百長行為などを防ぐための対策にコストがかかるとして賭博運営企業に賭け金の一部を支払うよう求めています。

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