ポーカー賭博店、ゴーグル着けて捜索 自粛飽きた客密集

警視庁は、ポーカー賭博店経営の男性を賭博開帳図利の疑いで現行犯逮捕し、11日発表しました。

新型コロナウイルスの感染拡大で先月7日に緊急事態宣言が出て以降、大勢の客でにぎわっていたといい、今月8日に同庁が雑居ビルの2階にある店を捜索した際、30平方メートルほどの店内は客ら約20人で「3密」の状態。

捜査員は感染防止対策でゴーグルやマスクを着けたといい、取り調べでは防護服を着用しているとのことです。

組織犯罪対策特別捜査隊によると、経営の男性容疑者は8日、東京都千代田区岩本町3丁目の店で、ポーカーで金銭を賭けさせ、賭け金の5%か10%を手数料として徴収し、22~78歳の男13人に賭博をさせた疑い。

調べに対し、新型コロナの影響で「稼げると思い、連日店を開けていた」と供述。客は「外出自粛に飽きた」「感染者が少なくなったので出かけてもいいと思った」などと話したといいます。

警視庁は、従業員の男女3人も同幇助(ほうじょ)の疑いで現行犯逮捕。昨年9月のオープン後、5千万円以上の売り上げがあったとみて、営業実態を詳しく調べています。

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