マカオでカジノ展示会、参加企業から日本進出に意欲の声も

マカオでアジア最大級のカジノ産業の展示会が始まり、参加企業からはカジノを含むIR(統合型リゾート施設)の整備に向けた議論が進む日本への進出に意欲を示す声も聞かれました。

カジノの売り上げが世界有数のマカオでは、15日から3日間の日程でカジノ産業の展示会が始まり、欧米やアジアなどからこれまでで最も多いおよそ220社が参加しています。

企業の担当者は訪れた人たちに対し、スロットマシンやルーレットなど最新の機器の特徴を熱心に説明していました。

また、講演会ではマカオの大手カジノ運営企業の代表が、カジノを含むIR(統合型リゾート施設)の整備に向けた議論が進む日本について、「インフラが整備され、中国人観光客も大勢訪れる有望な市場だ」と述べ、進出に意欲を示していました。

一方、フィリピンなどで人気が高いスロットマシンを出展した日本の大手ゲームメーカー「コナミ」の担当者は、「カジノのアジア市場は今後も成長が期待できる。ゲームを通じて培ってきたエンターテインメント性を生かし、積極的に売り込んでいきたい」と話していました。

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