北朝鮮大使館にカジノ?モスクワで摘発と報道

タス通信などは27日までに、ロシア捜査当局が先週モスクワ市内で一斉摘発した違法カジノの中に、北朝鮮大使館敷地内のカジノが含まれていたと報じた。同大使館関係者はタスに対し、摘発を否定した。捜査当局は大使館の摘発を確認しておらず、報道の真偽は不明。

タスなどによると、ロシアの連邦捜査委員会は先週、モスクワ市内のクラブなど15カ所の違法カジノを摘発し、100人以上を拘束したと発表。26日になり、その中の一つが北朝鮮大使館敷地内の施設だったと匿名の捜査関係者が明らかにしたと報じられた。

モスクワの北朝鮮大使館を巡っては、麻薬取引などさまざまな違法行為のうわさが流れているが、いずれも確認されていない。

ロシアでは2009年、カジノなどの賭博行為は特別区を除き禁止された。

地元メディアによると、ロシア外務省が11年4月、北朝鮮大使館の敷地内で違法な賭博が行われているとの情報に基づき、同大使館に対し即時停止を求めたことがあった。

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