匿名の情報でネットカジノ店を摘発、容疑で経営者ら逮捕

警繁華街・歓楽街総合対策推進本部と大宮、川口署は28日までに、さいたま市大宮区の違法インターネットカジノ店を摘発し、常習賭博の疑いで無職の男(63)とインターネットカジノ店経営の男(43)ら男5人を逮捕した。

逮捕容疑は昨年4月17日から今年5月26日までの間、さいたま市大宮区仲町2丁目のインターネットカジノ店「VENETIAN」で不特定多数の客に換金可能なポイントを購入させ、パソコンを使ってポーカーゲームなどの賭博をした疑い。

同本部によると、2015年10月に「海外サイトを利用して違法ギャンブルをしている店がある」と匿名の情報があり、捜査を開始。

常連やその紹介客など1日平均20人程度が同店を利用して、1日で100万円以上を売り上げていたとみられている。

同店では1ポイント100円で換金。ポーカーゲームでは25ポイントまで賭けられる仕組みだったという。63歳男は店の関係者と接触し、売り上げを回収していたとみられている。

県警は同店や川口市の別の店舗など、1都2県の26カ所を捜索。84台のパソコンと現金約5500万円などを押収し、実態を詳しく調べる。

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