歌舞伎町「デジタルカジノ」摘発、店責任者や客ら10人逮捕

警視庁組織犯罪対策4課は31日、東京都新宿区の歌舞伎町で客にバカラ賭博をさせたとして、賭博開帳図利などの疑いで、店の責任者(55)ら男7人と客の女3人を賭博容疑で現行犯逮捕しました。

店で行われていたのは「デジタルカジノ」と呼ばれるもので、客はチップは使わず、現金をデジタルの点数に変えて、モニターが取り付けられた最新のバカラ台で賭博を行っていたということです。

摘発の際に撮影された映像には、座席の手元にモニターが並べられた最新のバカラ台や、現金の受け渡しを行うカウンターが写っていました。

この店は摘発を逃れるため外に看板を出しておらず、店の入り口の鉄製の二重扉には、「臨時休業」の張り紙をして、口コミで客を集めていたということです。

調べに対し 7人は容疑を認めているということで、警視庁は、店の売り上げが暴力団の資金源になっていた疑いもあるとみて捜査しています。

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