負けたプレイヤーにも払出し、ディーラーを含む6人を逮捕

2018年8月17日に業務上横領の罪でマカオのカジノディーラーを含む6人の逮捕された。 この6人はチームを組んで、マカオ半島新口岸地区のカジノで負けても払い出しを行うという手口で、チップを不正獲得していた。

このチームは、前科のある女性ディーラー(46)が犯行計画を作成。
バカラテーブルで、実際にディーラーとして入る女性ディーラー(51)と、客に扮してプレイする4人の中国人男性で構成。現場で目が届きにくい様に画策しながら、バカラでのプレイが行われ、その結果、勝負に負けてもディーラーが仲間に配当としてチップを付与していた。

犯行が発覚したのは、2018年8月14日の午後。

当該カジノのセキュリティが監視システムの映像で、負けた勝負にディーラーが配当37,000香港ドルを渡したことを確認。警備員と警察官とで、この6人を逮捕した。

この6人は、2018年7月29日にも同様の手口で、246,000香港ドルのチップを獲得している。カジノでしばしば耳にする犯罪は、こういったチップを狙ったものが多く、これまでは監視システムで見抜けていなかった事が露呈された。

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