MGMリゾーツがMLBとパートナーシップ契約、日本市場でも展開へ

統合型リゾート運営大手のMGMリゾーツ・インターナショナルとMLBは28日、日米における新規包括的パートナーシップ契約を締結したと発表した。

世界で統合型リゾートを運営しているMGMリゾーツは、史上初の「MLB公式エンターテイメント・パートナー」および「MLB公式ゲーミング・パートナー」となる。

MGMの発表によると、この契約では「リーグおよびチームのスポンサーシップ契約をMLB、MGMリゾーツおよびオンライン・ゲーミング・プラットフォーム“playMGM”ブランドで統合するほか、ゲーミング・データの利用、MLBが保有するメディア・プラットフォームでのプロモーション活動、MLBの国内外のイベントにおける協業などが含まれている」としている。

※MGMリゾーツ・インターナショナルについてはwww.mgmresorts.co.jpをご覧ください。

さらには、契約には今後の日本市場における展開も含まれている。MGMリゾーツ・インターナショナルは日本での統合型リゾートの建設を目指し、MGMリゾーツ・ジャパンを設立。
「これまで長きに渡り友好関係を築いてきた日米野球文化の発展に貢献できることを大変光栄に受け止めています。こうした日米野球文化のさらなる発展に寄与していくため、MGMリゾーツはエンターテインメント業界の世界的リーダーとして、すべての野球ファンのみなさまに革新的でユニークな体験を提供していきます」とし、日米の野球文化を発展させていくために注力するという。

この発表を通じて、MLBのロブ・マンフレッドコミッショナーは「今回の合意にあたっては『試合の公平性を守る』という私たちの最優先目標を達成するために必要な措置を入念に講じています。MGMリゾーツは、この新たなる挑戦を進めていく上でこの上なく強力なパートナーです。我々は、野球ファンの皆さまとの交流をとても楽しみにしています。」とコメント。また、MGMリゾーツ・インターナショナルのジム・ムーレン会長兼CEOは「今後、すべての野球ファンに向けた革新的かつユニークな体験を共に創造していくことが楽しみでなりません。MGMが世界に誇るエンターテインメントと蓄積してきた技術的ノウハウをMLBが保有するデータと組み合わせることで、スポーツ業界の変革を共に推進していくことができます」とコメントを出している。

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