【続報】特許登録「デジタルバカラ」違法カジノ店の経営者を逮捕

犯罪対策4課は29日、賭博開帳図利の疑いで、店の経営者でゲーム機製造会社社長、嵯峨隆由容疑者（43）東京都新宿区北新宿を逮捕した。

調べに対し、「バカラ台の業者だ」などと容疑を否認している。

2018.11.5

歌舞伎町でネットカフェ装い賭博店営業、店の責任者の男ら3人逮捕東京の新宿・歌舞伎町でインターネットカフェを装い、1億6,000万円あまりを売り上げていたとみられるカジノ店が摘発され、店の責任者の男ら3人が逮捕されました。逮捕されたのは、新宿区歌舞伎町にあるインターネットカジノ店「ロブロイ」の責任...

同課は10月に、同容疑などで違法カジノ店の従業員7人と客3人を現行犯逮捕。その後、嵯峨容疑者の自宅を捜索し、押収したパソコンの分析結果から経営者と特定した。嵯峨容疑者は指定暴力団住吉会傘下団体と関係があり、このカジノ店は10月までの半年間で約1億4千万円を売り上げ、顧客の会員は約350人いたという。

同課によると、嵯峨容疑者はゲームの状況や掛け金などが手元の画面に表示されるデジタルバカラ台を開発し、8月に特許登録。同課は嵯峨容疑者がこのバカラ台を全国の違法カジノ店に販売する目的があったとみている。

逮捕容疑は4～10月、新宿区歌舞伎町のビルで、客にバカラ賭博をさせ、手数料を徴収したとしている。