第239回英ダービー、ディープ産駒のサクソンウォリアー4着

英国競馬の第239回ダービー(約2400メートル芝、GI)は2日(日本時間3日)、ロンドン郊外のエプソム競馬場で12頭が出走して行われ、欧州各ブックメーカーが1番人気に推していた日本の三冠馬ディープインパクトを父に持つ日本生まれのサクソンウォリアー(3歳牡馬、ライアン・ムーア騎乗)は4着に終わり、同レースで日本産馬の初優勝は成らなかった。

圧倒的な1番人気に推されたサクソンウォリアーは最内枠からスタート。中団を追走したが、最後の直線で伸び切れず、デビューからの連勝は4で止まった。マサー(英国)が優勝した。

サクソンウォリアーは、2015年に北海道安平町のノーザンファームで生まれ、その後は母の母国アイルランドに渡って調教されている。5月の2000ギニーを制し、クラシック2冠を狙っていた。

敗れはしたが、日本産馬として初めて英クラシック(2000ギニー)を制し、ダービーで1番人気に支持された事実が色あせたわけではない。
今後も優秀な繁殖牝馬が次々と日本へ送り込まれるはずだ。

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